メルセデスベンツ C200 LIMITED 98y 実践大賞
2007年8月から実践されています。このC200の変遷というのはまさに「白車が輝く」という事はどういうことなのか?
そして、どうすれば輝くのか?という事を実感できた
オーナーのドラマだったと思います。
▲2007年 まだセンタツを実践しはじめたばかりの頃のご報告。まだまだ全体にヤレ感がある状態。
2007年当時の実践報告では「綺麗になった」という声が届いていますが。センタツは「ベンツの白はもっと白い」と思っていました。お写真を見てまだオリジナルの塗装面の上に薄い汚れ皮膜があるはずだと感じていましたし、お車全体のヤレ感もあり少しラインが緩い感じです。もっとシャープでメルセデスのボディの剛性を表すようにカチッとしている「メルセデスらしさ」が出るはずなんです。
そこで、オーナーに半年、1年と続けてみてください。白感が変わるポイントが来ます。とお伝えしました。特に「下地の白感」そして「磨きが大事なポイント」とお伝えしたと思います。お車が98年式ということで、相応の時間が経っているために。水垢落しのレベルではまだ、この「白感が変わるポイント」というのは実感できなかったはずです。
また、単純に水垢を落とすというレベルではなく「オリジナルのメルセデスの白感とそれを磨き抜いた重厚感が出てくる」と思ってサポートしています。このC200が好きで大変大事にされていたので、是非、本来のメルセデスの白をご自分の手で取り戻す体験をしていただきたかったのです。そう考えていました。
▲2008年12月のお写真 次第に白感も出てきている。細部まで手が入っている。
また、細かい部分。ボディの白さだけでなく、サンルーフのウロコや隅々の汚れなども課題でしたが、次第にクリアされてゆきます。
そして、1年が過ぎたころのご報告で「白感が変わった」と思うお写真をいただきました。オーナーもどうすればその白が出てくるかお解りになったようです。
▲2009年2月のご報告。白感もツヤ感の重厚感もあり、細部まで手が入っている。線傷などのダメージも改善している。
これからはもう「自由自在」という感じでしたね。
その一回の体験が大事なのですが、このように少し年式がいっているお車やかなり重度のウロコ形成や洗車傷などがある車を復活させてみるとそれはわかるのです。
「もう、白い輝きとはどういう事かお解りになったでしょう」ということで実践大賞に選ばせていただきました。
で・・・それから・・・C200だけでは飽き足らず。
▲プレオ・・・・いい感じのシルバーです。結構年式いってる感じですけど。良く手が入ってます。
▲トヨタ セルシオ 平成8年・・・・う~ん流石 白には拘りありますね。C200で掴んだものがそのまま出てます。しかも短期間で・・技ですね。
▲メルセデスベンツ E320 アヴァンギャルド00y これは磨きこむとシルバーでも別物になります。これからって感じです。
▲メルセデスベンツ S500・・・色々磨いて楽しそうです。
C200を通してどうすれば車が輝きを取り戻すのか?ということを体験できた瞬間に「洗車の次元」も変わったということでしょう。最近はいろんな車を磨いてご報告してくださいますね。とても楽しんでらっしゃるのが伝わってきます。
ともあれ、白というのはおそらく多くの皆様が思っている以上に輝きます。同時に、その輝きを目にできるオーナーは幸運です。
新車の輝きは薄く見えるほどですから。
そして、それは実は正しく洗車してゆけば数年後には本来なら車が見せてくれる輝きなのです。
多くの方は「自分の愛車はもっと輝く」ということを知らずにお車を離れます。是非、愛車の真の輝きを体験していただきたいと思いますね。