日産プレサージュ 03y 実践大賞2010 実践3年
シルバーのプレサージュです。走行距離は10万キロを越えたお車です。03yですから7年目のお車なのですが非常に細かいところまで綺麗です。このオーナーの実践は非常にベーシックに忠実だと感じます。その積み上げがお車の隅々にも現れています。
▲実践1年目のご報告
▲実践2年目
非常に隅々まで手の入った実践が足元やボディの輝きに現れていて7年たったというヤレ感は全く感じさせない「カチッ」としたラインを維持しています。
洗車の品位で一つ重要なのは、その洗車を続けてゆくうちにボディの今まで見えなかったラインが立体的に現れてくるか?という点なのですが、洗車自体の品位が低いとラインがボケてきてどこか緩んだ印象になります。
シルバー車の場合はまさにここは重要なポイントの一つです。シルバーのお車というのは色的にこの立体感やカチッとしたラインが出にくいのですが、これがしっかりシャープに出ていると非常に表情が出てきます。
また、シルバーのアクセントになるメッキパーツ、樹脂パーツや足回り。またホイールなどの清廉さはお車全体の印象にも影響します。やはり、樹脂パーツやタイヤ、タイヤハウス内、そして足元まで綺麗にされていると「ヤレ感」を感じさせません。
このように隅々まで洗車の中で手を入れるというのは、一般的な洗車方法ならボディで精一杯というところだと思いますが、ボディの輝きを維持、向上させるのに圧倒的な余裕があるために、隅々まで手が入れられるということが大事なポイントになります。
つまり、このプレサージュのオーナーは非常に基本に忠実に実践されている結果が現れていると感じます。
「銀車は黒のようには光らない」それは誤りです。シルバーにはシルバーのおもしろさというものがあります。そこが出ていると感じますね。
長年の基本に忠実なコツコツした実践と愛車を大事にされている感じが非常に現れた、お手本になる実践ですので実践大賞に選ばせていただきました。